桜さんぽの途中、「サレジオ教会」に寄ってみました。





カトリック碑文谷教会(サレジオ教会)
「江戸のサンタ・マリア聖堂」として1954年にサレジオ会によって建立され、
サレジオ教会として親しまれている。
36m余の鐘塔を備えたロマネスク様式の大聖堂で、1708年に来日し、
小石川切支丹屋敷にて死去した宣教師ジョヴァンニ・シドッティを偲ぶ
カルロ・ドルチのマリア像「悲しみの聖母」(江戸のサンタ・マリア)が
内部に掲げられている。
鐘はミラノの信者から寄付されたもので、ラ・ド・ミの美しい音色を奏でる。
(ウィキより)



この教会は松田聖子さんが結婚式をあげたということで有名になりましたよね
なので外観はどこかで観たことあるという既視感が強く(笑)、ロマネスク様式の
ファサードは可愛らしい印象
でも、中に入ってビックリ~
イタリア産の大理石で作られた祭壇や、鮮やかな色彩のフレスコ壁画や天井画の
素晴らしさに圧倒されました~






  



聖堂内には「悲しみの聖母」(江戸のサンタ・マリア)が!




教会の案内書によると
教会完成間近に東京国立博物館でキリシタン遺物の聖母画が発見され、江戸時代
最後の潜入バテレンとして渡来したシドッティ師の所持品であることが明らかに
なりました。
取調べを担当した新井白石は、その著書「西洋記聞」のなかで、このご絵について
くわしく書きのこしています。
これがカルロ・ドルチ作の「悲しみの聖母」(親指のマリア)と呼ばれる作品で、
現在は国立博物館に重要文化財として収蔵されています。
(内容抜粋してます)




聖堂内に飾られているものはレプリカなんだそうです。
あまりにも小さすぎて「親指」は判別しにくかったんですが・・・
たぶん、お顔の下部分のところでしょうか?
夫のデジカメでかろうじて写せた画像がこちら





深い悲しみに沈んだ聖母の横顔には胸打たれました(T^T)ジーン